センターの製品ができるまで

センター事業モデル(概要)
センター事業モデル(概要)

当センターは木材の生産から販売まで、その全てを自分たちで行っております。生産される木材は全て岐阜県産の合法間伐材。生産から加工、販売まで自社で行っている事で、産地も明確で安心・安全な商品をお届けする事が出来ます。今回はその一連の流れをご紹介いたします。

1.森林資源の調査と所有者様へのご提案

森林資源、特に人工林は適切な管理を行わなければその真価を発揮する事ができません。主に当センターでは行政機関や森林組合等と共同で、間伐等の管理を行う必要がある地域を随時調査しております。現場での調査を行うとともに、森林の所有者様へ整備のご案内等をお知らせし、その同意を得ていきます。多くの所有者様のご賛同を得て、大きな一つの「団地」としてまとめて施業していかなければなりません。

 

 

2.林道の設計と間伐作業の実施

現地調査の終了・森林所有者様の合意

団地化の実施後は木材を切り出すための林道を作らなければなりません。まずは先ほどの現場調査等の結果を踏まえて、効果的な林道の設計と現地での測量を行います。測量が決まったら林業機械の出番です。林道を敷設し、間伐作業へと入ります。

 

 

3.建築材・合板材・土木資材・薪用材としての活用

木材の生産と運搬(大型トラックなど)

生産された間伐材は、大きさや樹種によって仕分けされ、各々の用途に合った場所へ運搬されていきます。当センターでは主に土木用資材やバイオマスエネルギー用の材を受け入れております。搬入された木材は、それぞれの生産ラインに送られ、加工されていきます。

 

 

4.製品の加工ラインを経て製品化

木材のカスケード利用で余すとこなく使います

生産ラインに乗った木材は各々の製品に加工されていきます。また、当センターでは木材のカスケード利用を考慮したライン配置になっており、端材や短材もほとんどくまなく利用する事ができます。(丸太の端材をチップにしたり、チップの規格外品をペレットにしたり)こうして加工された商品はセンターより皆様のもとへお届けされます☆